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2022.02.01住まいのノウハウ

複合フローリングにもいろいろあります

こんにちは、NOZAKIです♪

フローリングの材料として、最もポピュラーに使われている複合フローリング。これは、合板などの基材の表面に化粧材を貼り合わせた床材のことです。
表面にオークやウォルナットなどさまざまな種類の突き板や挽き板が使用されていて、膨張や伸縮が少なく温度や湿度の変化に強い特徴があり、割れやねじれ、反りが起こりにくいので床暖房に使えるものも多い。さらに、キズに強いので家のさまざまな場所の床材に使用できます。

複合フローリングは用途や木の種類、インテリアイメージに合わせて選ぶことができますが、ここでは前提となる基本的な3つの分類をご説明しておきます。

複合フローリングは、表面の化粧材によって「挽き板」と「突き板」と「シート」の3種類に分けられます。

 

挽き板
挽き板とは、天然木をのこぎりで2mm程度の厚みに挽いたものを言い、その挽き板を基材に貼り合わせたフローリングのことを指します。挽き板は、表面材に厚みがあるため、無垢材とほぼ同じ質感です。基材に合板を使用していますので、反りやゆがみなどが起こりにくいという特性があります。

 

突き板
突き板とは、木材を0.3~mm程度の厚さにナイフで突いた(=スライスした)ものを言い、その「突き板」を基材に貼り合わせたフローリングのことです。
使用する天然木は、オーク、ウォルナット、メイプルなど、種類はさまざまです。天然木の風合いを感じられ、機能性と手頃な価格帯が魅力です。

 

シート
シートは、オレフィンなどの樹脂や紙などに木目模様をプリントしたシートを基材に貼り合わせたフローリングのことです。
表面がシートなのでお手入れもしやすく、天然木に比べ安価なものが多いです。しかし、木目をプリントしているため、天然木ならではの経年の変化による風合いを楽しむことはできません。

このように、「複合フローリング」といっても種類によってその特性は異なります。
メンテナンス性や耐久性、風合い、そしてもちろんコストといった様々なポイントから適切な材料を選ぶことが、無駄のない快適な住まいづくりにつながります。

 

 

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