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2021.09.09住まいのノウハウ

家事がグンと効率的になる「パントリー」の話☆

こんにちは、NOZAKIです♪

住まいづくりにおいて、収納力の確保はとても大事なポイント。
今回は、キッチン周りで使い勝手の良い「パントリー」についてお話します。

パントリーとは、キッチンやキッチンに隣接した場所に設けられた収納スペースのこと。日本語では食品庫と呼ぶことが多く、主に常温の食品の保管庫として使われるスペースです。
米や麺類、乾物や缶詰、インスタント食品、調味料、水や酒類などの収納に使われ、災害時の非常食の置き場所としても便利です。
また、ラップやアルミホイルなどの消耗品や、正月用の重箱やお屠蘇用の酒器など限られた季節に使う食器類、ミキサーやホットプレートなど使用頻度の低いキッチン家電の収納スペースとしても活用されています。

パントリーのメリットは、なんといっても収納スペースが増えること。
特に食品や水・お酒などの飲料を大量にストックしておきたい人にとって魅力的なスペースです。まとめ買いをすることで家事の効率アップにつながり、安いときに日持ちがする食品を購入すれば節約もできます。

使い勝手の良いパントリーにするには、設置場所や動線が重要です。調理中にパントリーに何度も行くこともあるため、キッチン内やキッチンに隣接した場所に設置するのが基本。
また、買い物で買ったものや通販で届いたものをしまうことを考えると、玄関からの動線も考慮するべきポイントです。

パントリーには大きく分けて3つのタイプがあります。
まずは、出入口がひとつしかない小部屋の収納庫「ウォークインタイプ」
次にキッチンの壁に設置する「壁面収納タイプ」
そして出入口が2つある「ウォークスルータイプ」です。

ウォークインタイプは収納量が多く、大型のモノもしまいやすいことが特徴です。
扉を設置した個室型は生活感を排除できることがメリットですが、食品などをしまうときやとりに行く都度、扉を開け閉めする動作が発生するため、手間に感じる可能性があります。そのため、個室型のパントリーの扉は、ドアよりも引き戸の方が、開けた状態のままにもしやすいため向いています。

壁面収納タイプは、設置スペースを抑えられ、調理中にモノをとりやすいことがメリットです。
リビングダイニングから目につきやすいため、扉をつけた方が生活感を感じさせず、すっきりと見えます。扉のないオープン棚とする場合には、ボックスやバスケットを使い、「見せる収納」とする工夫をしましょう。

ウォークインタイプの場合は出入口を2つ設けて、キッチンと玄関の両方から行き来できるようにすると便利です。
ただし、扉のないオープン型にすると、動線としては便利なものの、出入口の向きによっては一部がリビングダイニングから見えてしまいます。整然と収納をしておかないと、生活感が出てしまう点に注意しましょう。

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