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2021.12.07住まいのノウハウ

雨戸・シャッターはつける意味がある?

こんにちは、NOZAKIです♪

窓を雨や風から守る雨戸。でも、最近は雨戸のない家も増えているようです。ということは、雨戸はなければないで済むものなのでしょうか?

雨や風から家を守る雨戸。ガラス窓のなかった時代は障子の外側に木製でできた引き戸を設け、雨や風が家の中に入るのを防いでいました。窓にガラスがはめこまれるようになってからも、窓のすきまから雨が浸入したり、台風のときに飛んできたモノでガラスが割れたりするのを防ぐ雨戸は多くの家で使われていました。重たい板戸を毎日開け閉めするのは面倒で力も必要ですが、建物を傷めないために必要なものでした。

最近は、木製の雨戸ではなく、アルミや鋼板製のシャッター(雨戸シャッター)が主流になっています。
サッシの性能が上がったことで、雨戸で雨の浸入を防ぐ必要がなくなりました。そのため今の新築の家は、省スペースで設置でき、開け閉めがしやすいシャッターが主流。主な目的は「防犯」です。

2017年に東京都内で起きた空き巣の侵入手段は、一戸建ての場合ガラス破り38.2%。一番多い鍵をかけていない開口部からの侵入に次いで2位で、ドア錠破りなどその他の手口に比べて圧倒的に多いのです。雨戸やシャッターがあれば侵入に手間がかかる分、空き巣の侵入抑止に効果があります。

また、雨戸に代わる金属製のシャッター防火対策としても有効。ご近所で火災が発生したときに、一般的な窓ガラスは熱で割れ、外の火が家の中に入ることで延焼につながリます。防火性能のあるシャッターを下ろすことで延焼を食い止める効果が期待できます。

また、防音効果も期待できます。最近の窓ガラスは遮音性能の高いものが主流。シャッターを設けることでさらに効果がアップします。

昔に比べてバリエーションが増えた雨戸やシャッター。外壁の色や外観デザインに合わせて選ぶことができます。白やグレー、シルバー、ブラウン、黒などのカラーバリエーションから、外壁になじむ目立たないものを選んだり、壁や屋根との配色を考えて選んだり、色選びを楽しめます。
また、リビングなどの床まで届く掃き出し窓や、寝室などに設ける腰高窓にも雨戸、シャッターを取り付けることが可能です。

さて、そんなシャッター。やっぱり便利なのはリモコンで開閉する電動シャッター。NOZAKIの建てる家では、電動シャッターを標準装備しています。
手動は開閉が大変ですし、開閉するときにガラガラという大きな音がします。また、ガラス窓を開けてから操作しなければならないので、暑さや寒さ、雨、虫が入ってきたりもします。電動シャッターは一定のゆっくりした速度で開閉するので音が静か。部屋の中で座ったまま操作できます。

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