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2022.06.28住まいのノウハウ

一戸建ては高い、は常識ですか?

こんにちは、NOZAKIです♪

住まいの購入を考えている方の中には、
マンションにしようか、一戸建てにしようか、 悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一戸建ては高いからなあ・・・
そんなふうに思われている方も少なくないのかもしれません。

でも、よーく考えてみると、
マンションの方が安いというのは幻想かも?
今回は一戸建てとマンションを費用の面で比較してみたいと思います。

最近では、「マンションの価格が上昇している」というニュースを目にすることが多くなりました。
もちろん、マンションは都心や駅に近い場所に建てられることが多く、
一戸建てが多いエリアと、価格について単純な比較はできません。

でも、実はそれだけではなく、
比較をする際には「毎月かかる費用」というものも考慮する必要があります。
いわゆる 「ランニングコスト」ですが、それについて今回はお話してみます。

家を所有しているとかかるお金(ランニングコスト)は、税金を含めていろいろありますが、
その中で「マンションにだけかかる費用」というものがあります。
大きなものとしては、管理費 修繕積立金 駐車場代の3つです。

管理費
マンションでは毎月「管理費」がかかります。その分、住民に代わって様々なサービスを提供してくれます。例えば、共用部の清掃などもその一つです。でも、一戸建てにはそもそも共用部がありませんし、管理費という固定費も発生しません。

修繕積立金
管理費とは別に、マンションでは毎月「修繕積立金」が徴収されます。 しかも、修繕積立金は築年数が経過するほど値上がりする傾向にあります。 これは、マンションの共用部の修繕に対応するためのもので、専有部=自分の住まいの中の修繕は自分で負担する必要があります。
一戸建てには、こういった固定の費用が発生しません。しかし自分の裁量で貯蓄しておき、修繕が必要な際には支出を判断することは必要です。

駐車場代
さらに、車を持つ方の場合は駐車場代も必要です。 千葉での暮らし、やっぱり車があった方が便利ですよね。 そう考えると、駐車場代も「必須」の費用と言えるかもしれません。
一戸建てなら、車が2台駐車できるという住まいだって可能です。

つまり、 管理費+修繕積立金+駐車場代 これが毎月かかるプラスの費用です。
これらの費用をローン換算して考えてみると、 一戸建てなら購入予算をアップできますし、その分貯蓄に回すこともできます。 例えば、上記3つの合計が3万円だとすると、年間36万円、ローンの期間を35年と考えると、その間に1260万円も支出することになります。

どちらが得か、ということになると、エリアや物件による違いも大きく単純な比較はできませんが、
見た目の価格だけで「マンションの方が安い」と判断することはできません。
住まいの購入は、家計への負担が長く続きます。
様々な条件をしっかりと吟味して、夢のマイホームを選択していただけたらと思います。

 

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