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2022.08.04住まいのノウハウ

暑い夏でも、身体のためにきれいな空気で暮らそう

こんにちは、NOZAKIです♪

冷房が欠かせない猛暑の夏。外の蒸し暑い空気を遮るため、この季節は窓を閉めっぱなしで冷房、というご家庭も少なくないかもしれません。
熱中症なども気になるところではありますが、しかし一方で、換気も身体にとって大切なポイントです。
コロナ対策で室内の空気の入れ替えに気を使われている方も増えたと思いますが、実は、感染症対策以前から、24時間換気が法律で義務付けられていたことをご存じでしたか?

24時間換気とは、文字通り24時間365日換気扇を回し続けて計画的に屋内の空気を換気することです。
そのきっかけとなったのが社会問題にまでなった「シックハウス症候群」。当時の建築材料からホルムアルデヒドという物質が多く発散され、めまいや頭痛、吐き気といった体調不良を訴える例が多く報告されました。この問題の解決のため、2000年にはホルムアルデヒドを発散する材料の使用が制限され、更に2003年には住宅における24時間換気が義務化されました。

また、室内に人がいるだけで、呼吸によって二酸化炭素はどんどん増えていきます。二酸化炭素の濃度が1,000ppmを超えると、人体に眠気や倦怠感などの影響が出てくるということが、WHOでも認められています。

溜まっていく二酸化炭素の濃度が1000ppmという値を超えないように、2時間に1回家の中の空気が全て入れ替わることが24時間換気の基準に設定されています。人が多いとそれだけ換気量も多く必要になってくるので、人が集まる際は、よりこまめに換気を行う必要があります。

空気に一定量含まれ、普段は健康に影響しない二酸化炭素でも、換気ができず濃度が上がると身体に悪い影響を及ぼします。ウイルスやホルムアルデヒドも、通常生活する中でゼロにすることはできませんが、換気をすることで害にならない程度に量を減らすことはできます。

家づくりの際には、ご家族が安心できるように換気にも気を付けていきたいですね。

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