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2020.10.23基礎知識

「住まいの購入」基礎知識 4 住宅ローン編☆

こんにちは、NOZAKIです♪

住まいの購入に関して「知っておくべきこと」をご紹介しているこの企画。
今回は、住宅ローンについてお話したいと思います。

住宅ローンの種類や金利のタイプはいろいろあり、総支払額は金利と返済期間によって変わります。
最近は住宅ローン金利も史上最低水準を続けていますが、借入金額が多いと、金利や返済期間によって総支払額が1000万円ほど違ってくることもあります。

少し具体的に、ローンの種類についてご説明しましょう。
まずは金利タイプについて。住宅ローンの金利には3つのタイプがあります。

固定金利型
固定金利型は返済開始当初から完済まで金利が確定していて借入金利が変わらないタイプの住宅ローンです。市場金利が変動した場合でも借入金利は変わりません。そのため返済額も変動しないので家計管理がしやすく、返済計画を立てやすいのが特徴です。

変動金利型
変動金利型は返済期間中に定期的に金利が見直されるタイプの住宅ローンです。市場金利が上昇すれば住宅ローン金利も上がり、市場金利が下落すれば住宅ローン金利も下がります。

固定金利期間選択型
固定金利期間選択型は返済開始当初の一定期間、3年、5年、10年などの固定金利期間を選択することができ、期間終了後は自動的に変動金利型に移行するタイプの住宅ローンです。
固定金利期間が終了したあとに、再び固定金利を継続できるタイプもあります。また、選択できる期間のラインナップは金融機関によって異なります。

さて、ご説明した「固定金利型」の代表が、長期固定金利で人気のフラット35」です。

住宅ローンを借入先の種類によって分けると、住宅金融支援機構や財形住宅融資の「公的融資」と銀行ローンなどの「民間融資」と証券化ローンの「フラット35」の3つになりますが、このうち「フラット35」はローン証券化の手法を使って住宅金融支援機構と民間金融機関が提携するコラボレーションタイプの住宅ローン。公的融資と民間融資の中間的な性格を持っています。
最大のメリットは最長35年の長期固定金利で、金利水準も1.81%~2.76%程度ですが、ローン返済とは別に団体信用生命保険料の負担が発生します。
「フラット35」は銀行、信用金庫、信用組合のほか、保険会社や住宅メーカーを母体とする住宅ローン専門会社なども扱っています。しかし金融機関によって金利が違うので、取扱い金融機関の金利一覧などで比較検討したらよいでしょう。

また、上記でご紹介したローンとは別に、勤務先で融資制度が利用できる場合があります

勤務先の会社融資・共済
社員に対して金利の優遇・諸経費優遇などのメリットがある場合があります。共済は勤務年数によって、借り入れ金額が決まる場合があります。それぞれの融資窓口の担当者に確認してみましょう。

財形融資
勤務先で財形貯蓄を1年以上続け、残高が50万円以上の人が利用できるローンです。融資限度額は残高の10倍、所要資金の80%までで、最高4000万円まで融資が受けられます。金利は5年固定金利で、5年ごとに市場金利に合わせて見直しが行われます。

住宅は、人生で一番大きな買い物です。それだけに総支払額(返済総額)がいくらになるか、どんな住宅ローンを何年で返済するか、資金計画をしっかり立てて検討しましょう。

理想通りの物件に出会えたと思ったら、当初の予算より500万円近く高くなってしまった、というようなこともよくあることです。そんな時、すぐにあきらめてしまうのではなく、まずはご相談ください。ローンの組み方を工夫したり、親御さまのご協力を得て解決された方もいらっしゃいます。無理は禁物ですが、お客さまの立場に立ってお手伝いさせていただきますので、理想の住まいを手に入れましょう。

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