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2021.12.02住まいのノウハウ

延床面積に含まれないスペースがある☆

こんにちは、NOZAKIです♪

前回、住まいの広さを制限する建ペイ率」「容積率」についてお話させていただきました。
その2つによって、基本的に住まいの最大広さは決まってくるのですが、いくつか例外もあります。
今回は、延床面積に含まれないスペースについてご紹介します。

費用や土地の制限から、「延床面積」を増やせないという場合、
延床面積に算定されず視覚の広がり、抜けを感じられる空間を設けることが効果的です。

吹抜け
なかでも「吹抜け」は、代表的な空間です。
横だけでなく縦に空間が広がるので、例えば同じ面積のリビングでも、開放感がまるで違います。また、吹抜けに窓を設けることができれば、通風や採光が得られるので、より心地よくくつろげる空間にもなります。

バルコニー
もうひとつは「バルコニー」です。
ベランダやバルコニーは外壁からの出幅が2m以下の部分は延床面積には含まれません。また、庇などの壁で囲まれていない外側の空間も2m以下であれば含まれず、2m以上出している部分が延床面積に入ります。2mというと、テーブルセットを置けるなどかなりの奥行きがあるので、有効に利用したいですね。

ロフト
趣味空間を増やしたいのであれば、ロフトが代表的な空間です。
天井高が1.4m以下、すぐ下の階の2分の1以下の面積、はしごが固定されていない場合は延床面積には含まれません
本来収納として使う空間なのですが、子ども部屋の上方に設けてプレイスペースとしたり、書斎代わりに使ったり、趣味のものをディスプレーするなど多用途に使えるので、暮らしをより楽しくしてくれます。

その他できることは?
細部にこだわるとさらに広さを感じられます。例えば出窓。一般的な45cm幅ほどを適所に設ければ、通風採光だけでなく、インテリアを楽しめるスペースも広がります。
また人がよく通る動線上のドアの高さも、天井までの高いタイプを採用すると圧迫感を軽減できます。

ビルトインガレージも緩和措置がある
上記以外にも、一定条件をクリアすれば延床面積に算定されない空間があります。
建物内に駐車スペースを設けるビルトインガレージは、全延床面積の5分の1以内であれば延床面積から除外される緩和措置があり、超過した場合にその面積を算定します。
同様に地下室も一定の基準まで緩和されるので、興味のある人は調べてみましょう。

建築には様々な条件がありますが、そのルールを上手に活用すれば、快適な空間がつくれます。
NOZAKIのプロに相談して、延床面積に含まれないものもしっかり活用。より開放的な家を建ててみませんか?

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