「庭にはやっぱり芝生」と思うみなさんへ
こんにちは、NOZAKIです♪
マンションでなく戸建て住宅を選ぶ方にとって、その理由に「庭が欲しいから」と挙げる方は少なくありません。「できるなら芝生の庭にしたい」と憧れる人も多いようです。
一方で、芝生を張ると管理が大変そう・・・と躊躇している人もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、芝生の庭を実現するポイントを少しお話してみたいと思います。
芝生の庭に憧れる人が多い理由としては、まず一番は、芝生の緑によって景観が良くなること。また、芝生がクッションの役割を果たすことで、裸足のまま地面を歩けるほど柔らかくなるので、小さい子どもや愛犬を遊ばせるのに最適ということもあります。初期コストも、人工芝より天然芝の方が低く抑えられます。
では、芝生の庭を作るとき、どんなところに注意すればいいのかでしょうか。
コウライシバやヒメコウライシバは、A4大のマット状になっているので、カーブや細かいところを切り取って形を自由に作ることができます。石やタイル、木など、さまざまな素材を使ったテラスやアプローチと組み合わせて、自由にレイアウトできます。特に、レンガや天然石などの自然素材がおすすめです。
そしてマット状の芝生は、マットとマットの間に3cmくらいの隙間を空けて張ります。隙間を空けないと、根が張ったときに境目が盛り上がってしまうからで
す。少し隙間を空けることで、仕上がりがフラットになります。また、境界のラインが目立たないように、芝マットは交互に列をずらして張るのがポイントです。隙間は、条件が良ければ1年程で埋まります。
ところで、「芝生は管理が大変」とお話しましたが、実際どのように管理していくのでしょうか?
まず、コウライシバやヒメコウライシバは植えた後、根付くまでが非常に重要です。芝生を張って新しい芽が3cmくらい伸びたら、伸びた分だけ刈って栄養を根に送るようにします。最初の1年は上を育てるよりも根っこを重点的に育てます。
芝刈りには、一般的な芝刈り機のほかに、バリカン式芝刈り機、サッチ用レーキやエアレーター等を使用します。
2年くらい経てば、隙間も埋まって根も育ってくるので、5cmくらい伸ばしても大丈夫です。
目安として、4月~6月、9月~11月は月1回、7月~8月は月2回ほど芝刈りをするといいでしょう。
芝生の庭の大変なところは、この手入れにあります。芝刈り、水やりなど、年間を通してやることがたくさんあります。
でも、そういった手間も含めて楽しむ。そんな気持ちが大事かもしれません。